ワーキングホリデーに課税で今後のワーホリ事情への影響が懸念される

 

 大きなニュースが飛び込んできました。

タイトルにもあるように「ワーキングホリデーに課税」とのことです。対象となる国はワーホリでも人気の「オーストラリア」とのこと。

 

 オーストラリアへのワーホリは、英語圏のイギリスやカナダに並ぶ人気ぶりで、毎年多くの日本人が訪れます。

私も過去に利用したことがあり、様々な魅力を感じて、オーストラリアに魅了された一人です。そしてこのニュースを聞いて驚きを隠せない者の一人でもあります。

 

 そこまで多くの若者を魅了するオーストラリアの魅力とは一体なんでしょう?

挙げていったらきりがないが、きっと下記のことがたくさんのワーホリ利用者の心を掴んでいるのではないかと思われます。

 

  • 英語圏で、2年間滞在できる(簡単な規定を満たした者に限り)
  • 海や山など、とにかく大自然が美しい
  • 物価は高いが、ファームワーク(農業)の給料がいい
  • 簡単にオーストラリア国内を旅(ラウンド)できる
  • アジアに近く、資金を貯めてワーホリ後にアジアへの旅行が可能 …など

 

 私は、過去にカナダのトロントにもワーホリを利用して行ったことがあります。

カナダ時代とオーストラリア時代では全く異なった生活を過ごしました。どちらが良かったかと問われるとはっきりと決断できませんが、どちらも良い経験でした。イメージするのであれば「多くの人種の住む大都会での生活のカナダ」と「自然に囲まれて旅をしながら生活をするオーストラリア」と言っても良いでしょう。それぞれに素敵な魅力を感じられる面があり、どちらの国も好きです。

 

 話が反れてしまいました。今回のニュースの話に戻しましょう。

オーストラリアへのワーホリの最大の魅力は上記箇条書きの「給料が良い」というところかと思います。

と言うのも、ファームワークでは時給約20ドル前後の給料がもらえるため、自分の頑張り次第では海外生活を送りながら貯蓄をすることができるのです。人によっては、その資金でアジアや世界を旅する方もいます。

ちなみに私がオーストラリアへ行こうと思い立ったのは「その点」が魅力であり『滞在中に、帰国後の起業の為の資金を貯めよう。目標は半年で100万円以上は必ず。』と考えたからです。

 

 つまり、そんな魅力が一つ無くなってしまったという訳です。所得税0%(非課税)から一気に32.5%も引き上げるとのこと。これは厳しい現実と言えるでしょう。

ただでさえ物価の高いオーストラリアなので、日本を含めた外国から訪れた人たちにとっては、生活費を稼ぐだけでも大変になるかと思われます。英語の勉強で語学留学をされている人たちにとっては辛い状況と言えるでしょう。

 

 しかし、オーストラリアの魅力自体がなくなったわけではありません。

私個人的には、語学留学を含め「多くの人に一度はオーストラリアで生活をしていただきたい」と、心より思います。日本とは全く違った文化の中で多くの人々に出会い、大自然から多くのことを学び・経験し、自分自身の魅力と今後の目標に繋げていただきたいと切に願っております。

 

【参考記事】yahoo! ニュース

ワーキングホリデーに課税=日本の若者も悲鳴―豪:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160510-00000088-jij-asia

 

 

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